【B'z・稲葉浩志】羽　初回限定盤Blu-ray感想：魂に火を点けろ！：SSブログ

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【B'z・稲葉浩志】羽　初回限定盤Blu-ray感想　[B’z] [編集]

先週発売となった稲葉ソロ「羽」。
CDはまだ聴き込んでいるところなので、先に初回限定盤ブルーレイの感想を書きたいと思います。

今回の初回限定盤ブルーレイは、2014年に品川ステラボールで行われたホールツアー、en-ball公演の6曲が収録されています。
私はどの回も抽選落ちで観ることができなかったので、とても満足のいく内容でした（今度en-ballのブルーレイ買わなきゃ・・・）
なお、これまでen、enⅡと昨日始まったenⅢも落ち、現在マッチングシステムのキャンセル待ちです。松本ファンだから縁がないんでしょうか？笑　今回は当たりますように！

さて、曲目は1stのマグマ以降シングルのみ収録曲も含まれており、幅広い中から選曲されている印象です。
それぞれの感想は下記。

1.CAGE FIGHT
4th Album「Hadou」収録。
ギターソロから始まる1曲。稲葉さんの楽しそうな笑顔が非常に印象的です。

2.AKATSUKI
2nd Single「KI」収録。
MCも収録されています。しびれる9日目にしびれる選曲、さすがの名曲です。
「KI」は静と動が絶妙なバランスで配されている名盤だと思います。
特にAKATSUKIは曲も然ることながら、PVも素晴らしいので必見。
今回のライブ映像では、舞台照明のコントラストが曲に合っていてとても良いです。
このブルーレイの中では、個人的に一番の見どころです。

3.そのswitchを押せ
1st Album「マグマ」収録。
全く色褪せない名曲です。突き付けられる歌詞が耳に痛いような心地よいような、勇気のもらえる曲です。
またもや笑顔満開の稲葉さん。
そして原曲通りアウトロはドラムになるのですが、稲葉ソロツアーではお馴染みドラマーSATOKOさんの激しいドラム捌きが楽しめます。
眼鏡なし状態を初めて見たのですが、かわいい！　そしてTVの時も思ったけど、とても楽しそう！　観ている側にも楽しさが伝わってきて最高です。

4.なにもないまち
連続で1st Album「マグマ」収録曲。
手弾きのベースソロが原曲の不可思議さをしっかりと再現しています。
こういう曲はB'zでは聴けませんね。マグマを初めて聴いた時の衝撃がよみがえりました。
ライト層が聴いたら驚愕しそうなこの曲、正しく稲葉ソロの幅広さを感じます。
そしてこの曲でも背景がマッチしており、舞台演出が印象的でした。

5.絶対（的）
4th Album「Hadou」収録。
稲葉ソロの中では王道的なロックナンバー。
恐らく終盤の曲だと思いますが、汗だくで腰を振る稲葉さんが色っぽすぎます。
最高潮に盛り上がっています。

6.Salvation
4th Single「Okay」収録。
稲葉さんのシングルに収録されている曲は非常に名曲が多いのですが、こちらも隠された名曲です。
改めて聴きましたが、落ち着いた良い曲ですね。歌詞がとても綺麗です。
しかし、最後の「ありがとーう」が何だか素な感じ・・・いつもの「Thank you！」と違い・・・・・・申し訳ないですけど、少し笑いました笑

全部観て感じましたが、そこに居たのは、「B'ｚのシンガー、稲葉」ではなく、完全に「ソロシンガー、稲葉浩志」。
立ち振る舞いや役割もB'zの時とは全く違う印象を受けました。
B'zの時にも勿論フロントマンとしてライブを引っ張っていく存在なのですが、やはり松本さんの存在があるので、一シンガーとしての役割を全うしようとしている印象が強いです。
ソロでは自分が責任者であることもあってか、より自由に伸び伸びと全能感を持ってやっている感じがしました。
B'zの稲葉さんの姿しか知らない私にとっては、稲葉さんこんな風に笑うんだ、とか新たな一面も見ることができて良かったです。
（稲葉ソロは大好きでよく聴いているのですが、ライブ映像はあまり観ていなかったので・・・）

ということで、稲葉さんの入門編としては素晴らしい完成度です。大満足の30分間を過ごせます。
稲葉ソロのライブ映像を改めてきちんと観ようと思わせてくれた1枚でした。

それにしても、この前のインタビューで拝見しましたが、「B'zの為にソロ活動がある」という位置付けは松本さんも稲葉さんもブレないのがファンとしてはとても嬉しいですね。
B'zもソロも互いに切磋琢磨して完成度が磨かれているので、今年のおふたりの活躍も楽しみです。