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【B'z・稲葉浩志】5th Single「羽」感想 [B’z]

今年はB'zソロプロジェクトYearです。
発売から2週間、ようやく聴き込めてきたので、稲葉さんソロ5th Single「羽」の感想を書きたいと思います。





既に開始しているソロツアーenⅢに先駆けて発売となったシングル「羽」。
曲自体は昨年末のMステSPに稲葉さんがソロで出演した際に初出しで演奏されています。
その後初めてのバラエティー出演で話題となったSMAP×SMAPでも、SMAPとのコラボレーションという形で披露されました。

また、タイアップとしては、表題曲「羽」がアニメ名探偵コナンのオープニングになっており、ゲーム龍が如く極では、「BLEED」がテーマソングであることに加え、龍が如く盤には初代テーマソングを稲葉さんがアレンジした「Receive You(Reborn)」が収録されている形となっています。
(私は初回限定盤のBlu-rayを買いました)


下記、1曲毎のレビューです。

1.羽
今回のシングルの表題曲です。
文句なしに格好いいロックナンバーに仕上がっています。正にシングル作品といった感じです。
稲葉ソロの中でもギターの存在感が強い曲であるように思います。
Bメロのバッキングやサビ後のギターの唸り声など最高です。
また、PVはB'z作品では珍しく(もしかして初?)アニメーションが使用されています。
曲の疾走感とあいまって良いPVですね。
途中で出てくる男性(稲葉さん?)がトラックの中へと消えていき、4曲目「水路」のPVに繋がっているようです。

2.Symphony #9
サビ入り前のストリングスが妖しげな印象を醸し出すパワーバラード。
一方で、注目ポイントは歌詞です。
ラストの英単語の連発や「答えを生み落とす母なる数式」など、とにかく歌詞がキレキレ。
個人的には、「相手が悪魔であろうと優しく在りたい、それが自分の理想だなんて微笑んでみせた」というフレーズが、稲葉さんの詞の世界観全開で大好きです。
非常にファン人気が高そうな一曲です。

3.BLEED
前述した通り、龍が如く極とのタイアップです。
歌詞もだいぶゲーム内容を意識しているのか、戦う男の悲哀が感じられるのが印象的です。
そこはさすがの稲葉節で、とにかく強い男! というより、強く在りたい男の繊細さが前面に出ています。
サビの歌詞も「涙」や「cry」などが多用されており、雄々しい曲ではなくこのような曲をあてるのが非常に稲葉さんらしいなと感じました。
(Receive You(Reborn)もタイアップしていることも関係しているかも知れませんが)
B'zさんだとFRICTIONみたいな激しい曲なのに、ギャップ感が凄い笑
メロディーラインも哀愁たっぷりで印象的です。

4.水路
今回唯一の穏やか明るめバラードで、稲葉ソロでいうと水平線のような優しい曲です。
しかし、じっくり歌詞を読んでみると、穏やかな中にいきなり暗い文言が差し込まれていたりします。
他のアルバムを聴いた時もそうですが、そのギャップが稲葉ソロにより影を感じさせるのかも知れません。
ちなみにこの曲は1.羽で書いた通り、PVが繋がっています。
しかしトラックの荷台のドアが開くと稲葉さんが居る・・・という謎の作りになっており、もはや闇を感じます笑


総じて聴いてみると、ロックナンバーあり、パワーバラードから穏やかで澄んだバラードありと、バランスの良い構成であると思いますが、全体的に暗めの印象があり、稲葉ソロらしいなと感じました笑
やっぱりB'zと稲葉ソロは全然違いますね。
折角ソロをするならB'zでは見られない一面を見せてほしいと思うので、満足です。
遠くまでの時のような(どちらかと言えば)前向き明るめ曲構成のシングルも大好きですが、KIや本作のように変化球を表題曲のロックナンバーががっちり締めているシングルはとても素晴らしいと思います。

enⅢが楽しみですね。
キャンセル待ちが当選することを祈っています。

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