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【B'z】4th Album「RISKY」感想 [B’z]

2018年、遂にB'zのデビュー30周年YEARとなりました!
今夏には5年ぶりのPleasureツアー開催も決定したおふたりですが、デビューから30年が経過しても未だに最先端から加速し続けています。
昨年Official Website上で公開されたカウントダウン動画を眺めながら、折角なのでのんびりとこれまでの作品の感想を残していきたいと思います。

B'z Official Websiteの動画はこちら→B'z Official Website
カウントダウン動画の感想リンクはこちら→【B'z Official Website動画】レビューまとめ

今日は1990年にリリースされた4th アルバム、「RISKY」の感想です。




1990年に発売された「RISKY」は、B'z4作目のアルバムであり、初めてB'zがアルバムで売上第一位、そしてミリオンセラーを達成した作品です。
前作「BREAK THROUGH」まではB'zファンでも知らない曲が多いのではないかと思いますが、本作からThe B'zといえるシングルも収録されています。
初期B'zのデジタル色を依然として残しつつ、だいぶロックをハードに寄せることで独特の立ち位置にあるアルバムといえます。
タイトルの「RISKY」は「危険を冒してでも何かを手に入れる」という意味が込められているのだとか。

ちなみに、前作アルバム以降に発売されたにも関わらず、シングルが収録されなかったのもこの時が初めて。
「BE THERE」「太陽のKomachi Angel」はベストアルバム「Pleasure」まで未収録となります。


01.RISKY
アルバム表題曲かつオープニングがインストというのは実はこの曲が初出。
タイトルに違わず、危険さがひしひしと伝わってくる良インストです。
ピアノの少し不穏な旋律に放り込まれるハードなギターリフ、そしてデジタル音……短いながらもハードさ抜群にまとまったオープニングチューンはこのアルバムを体現しているといっても良いかも知れません。
ラストの稲葉さんの台詞も格好良いです。

02.GIMME YOUR LOVE-不屈のLOVE DRIVER-
後にライブでも多く披露される曲です。
あいかわらず女性に振り回されています笑。
「Calling」の2nd Beatに収録されているライブバージョンの格好良さといったら……。
ラストに向けて主人公が開き直っていき、立場逆転の希望が見えるポジティブな終わり方をします。

03.HOT FASHION-流行過多-
文句なしの本作のキラーチューン。
速いテンポで刻まれる稲葉さんのラップ調の歌に、負けじと惜しげもなく超絶テクを披露する松本さんのギター、そしてハイテンポな歌にぴったりと寄り添うキーボード。
初期ライブではよく演奏されていたようですが、無茶苦茶体力使いそう……。
随分と直接的・攻撃的な歌詞も若々しいです。
「虐殺」なんてワードを放り込むのも珍しい!

04.EASY COME, EASY GO!- RISKY STYLE-
6th Singleの別バージョン。こちらの表記は全て大文字です。
シングルよりドラムとサックスが目立ったバージョンになっていますが、元々はこちらが原曲だったそうですが、ハード過ぎるとのことでシングル版が生まれたとか。
このレビューを書き始めてから、改めて知る事実も多く楽しいです。
曲の具体的なレビューは【B'z】6th Single「Easy Come, Easy Go!」感想をご参照ください。

05.愛しい人よGood Night...
シングル曲が連番で収録、7th Singleです。
具体的なレビューは【B'z】7th Single「愛しい人よGood Night...」感想をご参照ください。

06.HOLY NIGHTにくちづけを
楽しい夜を歌う、ただただポジティブでアップテンポなナンバー。
「宇宙もふたりの為」という歌詞とか、どことなくTM NETWORK感を感じさせます笑。
HOLY NIGHTという割には、あまりクリスマス感がないのも特徴的。

07.VAMPIRE WOMAN
妖しいギターの音色から打込みで一気にデジタル一色!
本作2曲目の悪女シリーズです笑。
「百聞は一夜にしかず」等、歌詞も稲葉節炸裂。
頑張って口説く稲葉氏が完全に翻弄される小芝居も何だか微笑ましく、ギミック満載の名曲です。
個人的には「ケバい」の歌い方が勢いあって好きです笑。

08.確かなものは闇の中
個人的には「RISKY」といえばこの曲。
ハードさとジャジーさがミックスした独特な曲構成に気付けば引き込まれてしまいます。
間奏のアコギの旋律も綺麗で、消えゆくアウトロも非常に印象的です。

09.FRIDAY MIDNIGHT BLUE
かの有名なDEEP PURPLE「SMOKE ON THE WATER」を想起させるイントロ、独特な歌詞……という本作のお遊び曲枠。
タクシーの運転手が主人公という数多いB'z作品の中でも異色作です。
歌詞も実際に稲葉さんが出会ったタクシー運転手さんのエピソードを元にしていて面白いです。
金夜とはいえ、働く人の共感ポイント満載の歌詞に注目です。

10.It's Raining...
衝撃の台詞曲。ラップ曲ではなく台詞曲。
こちらを最初に聴いていたので、TM NETWORKの「Crazy For You」は結構普通に聴けました笑。
当時は稲葉氏の地声が低くてとても驚いた記憶があります。
会話の内容が非常に稲葉氏らしい……これで一曲作っちゃうんだから凄い。
ついつい台詞ばかりに目が行きがちですが、ギターソロも非常に綺麗です。
背後で流れる英語など、まるで映画のワンシーンのよう。雨の情景が目に浮かびます。


以上、4th Album「RISKY」の感想でしたが、是非このタイミングで聴き直してみてはいかがでしょうか。
新たな発見があるかも知れません。


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