【ルパン三世TVシリーズPart5】第21話「時代遅れの大泥棒」感想【☆×4】：魂に火を点けろ！：SSブログ

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【ルパン三世TVシリーズPart5】第21話「時代遅れの大泥棒」感想【☆×4】　[ルパン三世] [編集]

イタリアを舞台とした30年振りのTVシリーズPart4から早2年、待望の続編Part5です！
今回の舞台はフランス、デジタル・SNS社会と真っ向から戦うルパン一味という現代ならではのシリーズに期待大ですね。
レビュー以下はネタバレ注意です。

【ストーリー】
「俺は元々悪党さ、叩いたらもうホコリだらけ」

「ヒトログ」――ネットにある膨大なデータをAIが解析し、「その人物が何者なのか？」が客観的にわかる社会変革型SNS。
シェイクハンズ社・社長であるエンゾの野心的なサービスに、混乱する世の中。ウィーンの美術館へ泥棒に来ていたルパンは、ヒトログにより居場所が特定されてしまう。逃げるルパンだが、逃走経路すらヒトログに瞬時に予測され……。

【レビュー】
☆×4
※☆×5：最高！　☆×4：オススメ　☆×3：普通　☆×2：微妙　☆×1：無理かも

もしかしてラストEpisodeになるのでしょうか？
前回Episode3で出てきたシェイクハンズ社エンゾがラスボスとして登場する中編、Episode4です。
Episode1のルパン・ゲームを踏襲しながらも、更に精度の上がった「ヒトログ」に追い詰められるルパン一味。
泥棒は時代遅れ、「てめぇらは過去なんだよ！！」と強気のエンゾをギャフンと言わせるルパンの姿が早く観たい！
そしてファンサービスかこれまでのTVシリーズや原作等で描かれてきたルパンの敵役達が次々に登場し、ルパンのヒトログに恨みつらみを書き込むのも面白い笑。
ナイルの瞳とか！　超懐かしい！！

また、気になるのが一味の描かれ方。
前回のEpisode3で自分の存在に疑問を感じた五エ門、まさかのヒトログ内の記述で自分がルパンの「手下」と周囲に認識されていることを知り、愕然。
その前の、「某の助力は不要か……」という寂しげな呟きも相まって悲しいですね。
女房役の次元はあいかわらず抜群のサポート力ですが、「次元大介もそろそろ引退か？」「……縁起でもねぇことを言うな」のやり取りには、メタ的な意味合いがあるんじゃないかと勘繰ってしまいますね。
最後のオリジナルキャストである小林清志さん、まさか次元役引退とかないよね？涙
そしてルパンの身を案じて密会する銭形のとっつぁんから知らされる、不二子ちゃんが捕まったという事実！　そして何故か全裸の不二子ちゃん！！

それだけ盛り上げておいてタイトルは「答えよ斬鉄剣」！
燃えよ斬鉄剣のオマージュかぁ、ファンには堪らないです。来週も気になりますね。