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【B'z】17th DVD「B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-」感想【B'z LIVE-GYM -At Your Home-】 [B’z]

現在COVID-19が世界的に猛威を振るっており、世界中で「STAY HOME」が合言葉となり、見えない敵との戦いにみんな疲弊してきている状況です。
そんな中、なんとこの度5月末までの期間限定で、これまでリリースされた23の映像作品全てをYouTubeで無料公開するというB'zさんからのスペシャルプレゼントが!

https://www.youtube.com/channel/UCpEEcJhBig2GqUFxcXjqiLg

「B'z LIVE-GYM -At Your Home-」、すこしでも多くの方に届いてほしいです。
ということで、私も今回の機会に改めて1本ずつ観て感想を残していきたいと思います。

本日は17本目の映像作品「B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-」。
ELEVENツアー同様、25周年(2013年)の際に後発で映像化された作品です。実際のツアー自体はタイトルにもある通り2005年、ということで時系列通り今日紹介させて頂きます。
本作は2005年に発売になった14th Album「THE CIRCLE」をメインとしたアルバムツアーですが、その名の通り円形センターステージで繰り広げられるパフォーマンスの数々に驚くこと請け合いです!

ということで、17作目の映像作品「B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-」です。
本作は2005年に開催されたB'zの14th Album「THE CIRCLE」のアルバムツアーですが、それと同時に久々のB'zのLIVE-GYMでもありました。
なにしろ、2003年の15周年を終えた後、ふたりはソロ活動に突入した為、2004年のB'zとしての活動は「BANZAI」「ARIGATO」のシングルリリースのみ(それでもよく出してくれたなーとは思いましたが)だった為、ファンはもう久々のふたり揃ってのライブを待ち望んでいたわけです。
そしてアルバム名「THE CIRCLE」に因み、巨大円形センターステージというB'zらしいダイナミックな演出で行われました!
映像化されたのは大阪ドームで行われた千秋楽の様子ですが、かなりシブめの選曲でファン垂涎の内容かと思います。


オープニングは「THE CIRCLE」をBGMに、普通に会場内の通路から登場です。
センターステージですもんね! これがまた良いです。メンバー皆で仲良く歩いてきます!
今回のサポートメンバーは前ツアー「BIG MACHINE」から継続して、キーボード増田さん、ドラマーシェーンに加え、ベースはアレンジャーも務める徳永さんが復活、そして「BIG MACHINE」ツアーから追加となったギター&コーラスの大田紳一郎さんです。
大田さんは徳ちゃんと一緒にdoaというバンドでも活動していましたね。
当時は何でTAKいるのにもうひとりギター? と思っていましたが、今回昔のライブ映像から観てきて、やはりツインギターになると音が厚くなってカッコイイな~と思いますね。
そしてTAKのポップな衣装と赤ギターがよく似合います! 今回の映像ではずっとサングラスなしなので、松本ファンとしてはもうご褒美ですね笑。
それにしても360度円形ステージ……当時も衝撃でしたけど、こうやって改めて観るとすごいですねー。
実際の演奏は「X」からですが、アルバム1曲目の「THE CIRCLE」は短いながらもアルバム全体を流れるオリエンタルロックの空気をずばり体現していて超名曲だと思います。「ELEVEN」の1曲目「Ⅰ」もそうですけど、B'z作品のイントロ的作品って完成度高いんですよね。
続く「パルス」では稲葉さんがジャンプ! あいかわらず身体能力高いです。TAKも走ります!
そして、今回はシンプルな「B'zのLIVE-GYMにようこそー!」の後の「Fever」では、赤い光がステージを染める中、ひとりスポットライトを浴びて出てくる稲葉さんの格好良いこと。。。
TAKも笑顔弾けてて最高ですー。

そして、続く「イカロス」で遂にこのステージが回転を始めます!
これ最初観た時本当びっくりしました。サビになると加速するという笑。
全方位のファンに優しい仕様ですが、ご本人達は目が回らないんでしょうか(結構な速度……)。
それにしてもTAKのダブルカッタウェイギター格好良いですねー。
しかし双方に平等に見せる為か、なかなかふたりの2ショットがない……。
そんな中、「アクアブルー」では久々の2ショットに! 「アクアブルー」もいい曲だなぁと思っていたら、何と松本さんの所に走ってきた稲葉さんが勢いあまってステージ下に落下!?
一瞬焦りましたが……その後のおふたりのやり取りがもー本当に仲良しで必見です! あまりにもおふたりで楽しそうにしているので、段々何を見せられているのかわからなくなってきます笑。

そしてMC後には当時まさか! まさかの!!
「Don't Leave Me」の2nd Beat「Mannequin Village」が!!
はー……あの時の興奮がよみがえります……そして稲葉氏の手つきがエロすぎます……笑。
間奏の台詞はラップ調かつ内容も改変され、稲葉さんと大田さんがふたりで歌います。
続いて今度は「哀しきdreamer」!! なにこの2nd Beat祭り(「FIREBALL」の2nd Beat)。
4人が集まってセッションしてるのも楽しそうで良いです!
当時は2曲ともあまりにレアなので、結構知らないお客さんも多いのかなーと思ってました。本当に嬉しい驚きでした。
その後増田さんのキーボードの音色に合わせてやってくる炎がまた幻想的で素敵。
「BLACK AND WHITE」ではワウが効いていていいんですよねー。このアルバム本当なんか世界観が統一されていて好きなんですよね。
続くMCでは会場全体でカウントの練習。カウントと言えば徳ちゃん? ということでマイクなしでカウントする徳永氏さすがです!
その後客席カウントから続くのは……なんと名曲「ALONE」! 全体的に今回は選曲が幅広いですね~。
「今夜月の見える丘に」は「ELEVEN」収録のAlternative Guitar Solo Ver.に似ていますが少しアレンジが変わっており、またそれも格好良いです。
その後当時未発表曲だった「Happy Birthday」(15th Album「MONSTER」で音源化)
なんと後のCD音源とは微妙にキーボードの伴奏が違います。いわゆる普通の「ハッピーバースデー」に寄せたメロディーだったんですね~、間奏も全然違います!
「love me, I love you」は前奏で増田さんがシャラシャラした音を入れていてとても素敵。大田徳永のdoaコンビもいいですね。

その後の「ねがい」がまたジャジーで大人な雰囲気です。
そのまま間奏ではサポメンズのソロコーナーに。シェーンはあいかわらず笑顔が弾けていて最高です。背中のタトゥーもイイ!
最終的には大田さんのミッションインポッシブルの流れでTAKがメインで出て来るのがかっこよすぎます! テンガロンハット被って更にそのままSACRED FIELDまで披露するサービスっぷり。
続く「juice」では立ち上がってドラムを叩くシェーンに見惚れている間にステージの回転速度がやばいです笑。
やっぱり「juice」は盛り上がりますねー。TAKも稲葉さんもカメラ目線がいいです。そして後ろで飛び跳ねる徳ちゃん笑。
そのまま「IT'S SHOWTIME!!」になだれ込むのがまたカッコイイ! この曲はいつも入り方が鬼の様にカッコイイです。そして本編ラストは「愛のバクダン」。doaふたりとTAK楽しそうです。

アンコールでは当時の最新シングル「OCEAN」が披露され、そのまま「BANZAI」へ。
正直「BANZAI」、リリース当時シングルで聴いた時には、メロディーもかなりシンプルでしたしアルバムにも収録されなかったので、ふーんという感じだったんですが、このライブで大化けしましたね! 超ライブ映えする!!
そしてラストの「ultra soul」ではなんと、TAKの「ヴェイ!」が「センキュー!!」に変化するというステキ演出。
ステージ演出はダイナミック、選曲は全体的にシブめ、なのに全体的に流れる空気感はほっこり……という何だか異色なライブでした。


SET LIST
01.X
02.パルス
03.Fever
04.イカロス
05.アクアブルー
06.睡蓮
07.Mannequin Village
08.哀しきdreamer
09.BLACK AND WHITE
10.ALONE
11.今夜月の見える丘に
12.Happy Birthday
13.love me, I love you
14.ねがい
15.juice
16.IT'S SHOWTIME!!
17.愛のバクダン
18.OCEAN
19.BANZAI
20.ultra soul


以上、17作目の映像作品「B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-」の感想・レビューでした。
ここまで書いてきた通り、「THE CIRCLE」主軸のアルバムツアー、選曲はファンでも知らない人がいるレア曲や未発表曲を含んでいる、少し異色な作品ではありますが、変わらぬパフォーマンスの高さとダイナミックな演出は見所満載です! また何だかおちゃめなメンバー達が観られるのも素敵。
是非よろしければご覧になって下さい!


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