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【ルパン三世TVシリーズPart6】第0話「EPISODE 0 -時代-」感想【☆×5】 [ルパン三世]

今年はルパン三世アニメ化50周年記念YEAR!
待望の新作TVシリーズPart6が遂にお披露目です。
今回、遂に次元大介役を長年にわたって務めてきた小林清志さんがご勇退……ということで、第0話扱いのこの話がラスト回となりました。

レビュー以下はネタバレ注意です。



【ストーリー】
「やっぱり変わんねぇなぁ。お前はクラシックだよ、次元」

「とうとう俺も潮時かもしれねぇな」
――監獄の中で、次元大介はめずらしく人生について考えていた。
味気ないドローンによる追跡や、機能性だけを追求した玩具みたいな銃、現代の最先端技術にあぐらをかいた警官たち……
ロマンの欠片もない、つまらない時代――そう嘆く次元は、泥棒稼業から足を洗い、ルパンたちと別れる決心をする。


【レビュー】
☆×5
※☆×5:最高! ☆×4:オススメ ☆×3:普通 ☆×2:微妙 ☆×1:無理かも

小林さんラスト回です。もうこれは何も言わずに観て下さい。
正直ストーリー自体はそこまで……という感じなんですよ。
でも、キャラクター同士のやりとりのそこかしこに小林さんに対する想いが溢れています。
あっという間に和解するルパンと次元をあたたかく見守りつつ本気で見守る五エ門、次元を相棒に誘い断られつつも珍しく次元に褒められ満更でもない不二子ちゃん、次元という男を評価し決して侮らないとっつぁん……。

そして、ルパンから次元に対して作品内で送られる言葉の数々。
これは本当にルパンから小林さんに対する言葉以外のなにものでもありませんでした。
クラシックで、ロマンチックで、誰よりも男らしい男である次元大介。
そんな稀有なキャラクター像を築き上げるのは、小林さん以外にできなかったといっても過言ではないでしょう。
来週から新声優大塚昭夫さんにバトンタッチとなり、それもまた楽しみですが、これからも過去作品の次元の声に聞き惚れながらルパン三世という作品を楽しんでいきたいと思います。
小林清志さん、本当に素敵な次元大介を演じて下さってありがとうございました。





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