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【B'z・稲葉浩志】Koshi Inaba LIVE 2023「en3.5」千秋楽感想【2023.02.02】 [B’z]

稲葉さんのソロライブ「en3.5」が先日横浜アリーナで開催されましたので、行ってきました!
ソロライブとしては約7年振りとのことだったのですが、どんな感じなのかドキドキしながら友人と会場に向かいまして……というのも、これまで一度も稲葉ソロライブ当たったことがなかったのです……やっぱり松本ファンだからかな……?(;´・ω・)


結構クジ運は良い方なのですが多分自分が申し込んだら外れるなという確信がありまして笑、友人にお願いしたところ、まさかの当選!!Σ( ゚Д゚)
狂喜乱舞しながら参加したところ、もう本当に素晴らしかったです……B'zのLIVE-GYMとはまた違った魅力に溢れたライブ。


私が初めて聴いた稲葉ソロは「遠くまで」でしたが、その後遡って「マグマ」を聴いた時の衝撃は筆舌に尽くし難いです。
「冷血」から始まる、病みというか闇の世界。ドロドロとした生の感情。B'zでは決して見られない音と言葉達。個性的なアートワーク。
とにかく衝撃でした。今でも大好きで、よく聴き直します。
その後リリースされた作品は少しずつ陽の面が出て来るものの(今思えば「遠くまで」は完全に陽でしたね)、思い出したようにぶちこまれる「透明人間」などに見え隠れする稲葉さんの陰の部分にすっかり惹き込まれてしまったのです。
(勿論陰じゃない作品も大好きです。「KI」「Hadou」最高)


しかし、それは違いました。
私が稲葉さんの作品に感じていた陰は、決して陰ではなく、溢れかえる程の優しさだったのだなと、今更にして気付きました。
今回のライブはご本人も仰っていましたが、とにかく「愛しかなかった」。
ご本人から発せられる、ファンへの、サポメンへの、スタッフへの、すべての人達への愛。
どんな頂上まで昇り詰めても忘れない謙虚な姿勢。圧倒的な人間力。
それらによって織りなされる感動のステージがそこにありました。


稲葉浩志というひとりの人間の生きざまというかなんというか、それに触れることで、自分もああいう風に美しく生きていきたいと強く思った瞬間でした。
大袈裟なようですけど、本当に。むちゃくちゃ感動しました。



以下、いつものように感情垂れ流しのネタバレ感想となります↓



・今回は公式から情報が事前にちょい出しされてましたね。「あっ静かな雨やるんだ」「へーOkayね……」などなど。
・究極のちょい出しは当日「全22曲(新曲2曲含む)」と明確に言われたこと。えっそこまで言う!? みたいな笑。配信ライブ用の宣伝だったのかなと。
・それにしてもサポメンにミスチルのJENさんきてびっくりしすぎてリアルに顔が( ゚Д゚)になりました。
・ミスチルファンの友達に教えたら即配信ライブ買ってた笑。
・横アリはグッズ売り場が室内なので暖かくてありがたい。
・トートバッグがかわいかったですが、ほぼほぼグッズ売切でしたね……今回のロゴすごくセンスフルでよかったです。チャリティーバッジだけゲットしました^^
・スタンド席だけど横アリは距離感も丁度よくすごく観やすくていいですよね。スタンド後方席ながら通路最前だったので、遮るものなにもなし! ストレスフリー!! しかもでっぱりステージがあるサイドだったので、すごくよかったです。
・センターステージだから全体的に皆距離近くてよかったのでは。今回は花道もありましたね。
・事前に友達と絶対やらない曲選手権をやる。
 私「絶対Salvationはないわ」友「聴きたいけどLitttle Flowerはないだろうなー」
・OPで「Chopsticks」が流れてくる中、キラキラ輝く花道をサポメンズが歩いてきてぶちあがる。
・稲葉さんが現れた瞬間大きな拍手!! 一応今回は声出しOK(一般的な会話レベル)ということで、最初は皆空気を読み合っていましたが、コロナ禍以前のライブのように「稲葉さーん!!」の呼びかけが何人かあっても静止なし。一緒に歌わせてもらえるシーンもあり、だいぶ以前のライブに近い形に戻ってきたなぁと感動もひとしおでした。
・1曲目「愛なき道」が意外すぎて! まったり始まるライブが新鮮です。この時点でB'zとはやっぱりテイスト違うんだなぁと。
・そして稲葉さんがあいかわらず格好良すぎてびびる。白メッシュヘアーも見慣れてきましたね。あれで58歳ってどういうこと。
・大好きな「The Morning Call」が聴けて意外過ぎるわ嬉し過ぎるわで感情が追い付かない。
・「Stay Free」はやっぱライブ映えしますね。実はこれまでそんなに聴いてなかったのですが、いいなぁ……という気持ちに。
・新しい作品の中では断トツで「Golden Road」が好きなんですけど、銀杏の舞い散る映像が綺麗でした。もう歌詞が刺さりまくりで。この曲聴くと本当に頑張ろうと思えます。
・絶対やらないと思ってた「Salvation」やって本当にびっくりした。
・そしてこの日一番衝撃だったのが「念書」。これも独特な曲じゃないですか……本当に素晴らしかったですよ。でっぱりステージの所でひざまずいて稲葉さんが歌うんですけど、情熱というかなんというか、シャウトもそうなんですけど全身からエネルギーというか色気というか……語彙力がなくて説明しきれない。とにかくこの曲観られてよかったです。近くの席の方も「今のやばかったね!!」と興奮して話していて、全力で同意してました。
・以降、あのでっぱりステージを「念書ポジション」と呼ぶようになる。
・MCでen3.5をやるに至る経緯を説明中、リアクションが薄いのが気になったのか「あの……このまま話続けて大丈夫ですか……?」と不安げに訊いてくる稲葉浩志。皆素直に聞き入ってただけだよ!!笑。
・全体的にステージを上手く使っていてよかったです。「静かな雨」で雨が降るような演出も綺麗でしたが、その前の「BLEED」の赤緑ライティングもよかったなぁ……。
・大好きな「波」聴けてよかったと思ったのも束の間、オーラスがジャズっぽくなって曲が生まれ変わりかっこよさにしびれまくるの巻。
・そこからやらない曲候補その2の「Little Flower」が演奏されて唖然。この曲も本当に素晴らしかった! 超名曲ですよね。
・徳ちゃんがウッドベース? チェロ的なやつ? 弾いていて、それがまた良くて……! 徳ちゃんの器用さが素晴らしすぎます。徳ちゃんのお蔭で高い再現性を実現できるので、間違いなく演奏曲の幅が広がりまくっています。
・新曲「NOW」かっこよかったなぁ。いつリリースされるんやろ……(遠い目)
・メンバー紹介がまたよかったですね。サムの名前紹介を忘れて喋り出す稲葉さん笑。
・JENさんとの絡みもよかった! 「ダメもとで声かけてみたら引き受けてくれて……」天下のミスチルすごすぎる……。
・J「JENって呼んでよ! せめてJENくんとか……」稲「JENくん……なんか留学生みたいなので……じゃあJENで……あっ間違えて『さん』付けちゃったらごめんなさい……(;´・ω・)」
・ちなみにドラムは人力でステージが回ります。スタッフさんおつかれさまです……!
・Okayがいい曲すぎて浄化されました。こんなにいい曲だったんですね……改めて聴き直すと歌詞もむちゃくちゃいいですね……ライブ以降一番聴き直してます。
・まさかの「YELLOW」。これも意外過ぎでした。
・デュランさんのサラスみがすごくて「ハズムセカイ」がしっくりきすぎる笑。
・アンコール1曲目の「あの命この命」はこの世界情勢で聴くことに意味があるのだと思うのです。
・「BANTAM」も聴けば聴く程好きになりますね。
・「CHAIN」はライブでやってこその曲だと思ってたけどやっぱり思った通りでした。
・稲葉さんのラストのMCは本当に愛に溢れていてうるっとしましたね。「愛しかなかった」という台詞からの「oh my love」は本当に素晴らしかったです。
・ラスト、何故かサポメン達を紹介しながら、ひとりずつ花道に投げこんでいく稲先生。
・JENさんと抱き合うところはなんだか時代が動いた感を噛み締めてしまいました……B'zとミスチルが同じステージで抱き合うって……UNITEさまさまですよほんと。
・そして最後、自分も飛び跳ねながらサポメン達に向かっていき、わちゃわちゃ皆で抱き着く様子が……もう、女子高生でした。


SET LIST
OPSE.Chopsticks
01.愛なき道
02.The Morning Call
03.Stay Free
04.Golden Road
05.I AM YOUR BABY
06.Salvation
07.念書
08.正面衝突
09.BLEED
10.静かな雨
11.波
12.Little Flower
13.NOW(新曲)
14.Okay
15.YELLOW
16.羽
17.遠くまで
18.ハズムセカイ
-Encore-
19.あの命この命
20.BANTAM
21.CHAIN
22.oh my love



以上、Koshi Inaba LIVE 2023「en3.5」千秋楽の感想でした。
ただひたすらに優しい歌を歌い続けた稲葉さんに癒されたひとときでした。マジで円盤化してくれないかな……。
来月はB'zのTreasure Landもありますし、B'zの35周年は始まったばかり!
これからも楽しみすぎますね^^


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