【ルパン三世TVシリーズPart5】第1話「地下塔の少女」感想【☆×3】

イタリアを舞台とした30年振りのTVシリーズPart4から早2年、待望の続編Part5が始まりました！ 今回の舞台はフランス、デジタル・SNS社会と真っ向から戦うルパン一味という現代ならではのシリーズに期待大ですね。 レビュー以下はネタバレ注意です。 【ストーリー】 「世界中の警察にマークされる有名人でありながら、世界一謎に包まれた男……そういう人間をなんていうか知っているか――ヒーローだよ」 麻薬や銃など、非合法なアイテムを買える裏の通販サイト「マルコポーロ」。 そのサイトが取引で稼いだデジタル通貨が、今回のルパンのターゲット。 デジタル通貨を盗み出すには鍵が必要であり、ルパンは厳重な警備の巨大サーバー施設― 通称「ツインタワー」に侵入する。 ルパンを出迎えた鍵の番人は、凄腕ハッカーの少女「アミ」だった。 【レビュー】 ☆×3 ※☆×5：最高！　☆×4：オススメ　☆×3：普通　☆×2：微妙　☆×1：無理かも 前作から2年という短いスパンで続編となったPart5です。 オープニングはパステル調で随分かわいらしい感じ！ 歴代の中でも珍しいですね。 特に前作Part4のオープニングがクールな感じだったので、意外だったかも。 今回はSNS社会に翻弄されるルパン一味のシリーズですが、現代テクノロジーと戦うルパンという設定は実はPart1「先手必勝コンピューター作戦！」や初のTVSP「バイバイ・リバティー・危機一髪！」でもあります。 今回は1クールかけてやるので、どんな展開になるのか楽しみです。 ネットサイトの再現度も高いです。 麻薬もデリバリー、銃も神父も銀行も、全部ネット通販。 麻薬のカスタマーレビューが完全にamazonですね笑。 他にも次元の変装や、ルパンの「不幸な女の子を盗み出すのは得意」という発言がまんま「カリオストロの城」だったりと、過去作品の愛あるオマージュも嬉しいですね。 キャラデザは完全にPart4を踏襲しています。 今回は新シリーズ第1話ということで、レギュラー全員ちゃんと出番ありでした。 Part1からルパンの女房役を務める次元は勿論のこと、変装して登場する五エ門、追い掛けられるルパンを楽しそうに眺める不二子ちゃん、そしてそんな一味を追い詰める銭形警部とオールスター出演。 本シリーズで鍵を握るキャラクター、アミもかわいいですね。 おなかすいて死にそうになっている所とか笑。 そして洒落の効いた台詞回しは今回も健在。 ルパンと次元の会話、ルパンとアミの応酬など、いつまでも聞いていたいですね。 エンディングテーマは不二子ちゃんが歌う色気たっぷりの歌なのですが、酔っ払った五エ門が……笑。 また楽しい3ヶ月間になりそうです。

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