【B'z】54th Single「STARS」感想：魂に火を点けろ！：SSブログ

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【B'z】54th Single「STARS」感想　[B’z] [編集]

現在5年振りのPleasureツアー、「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」を開催中のB'zのおふたり。
そんなツアー名とリンクしたNEW SINGLE「STARS」が発売されました！
実はシングル作品としては、前作「声明/Still Alive」から6年振り……！
確かに最近はアルバムがメインだったかも。何だか感慨深いですね……。

以下、感想を残しておきたいと思います。

ということで、B'z54枚目のシングル「STARS」の感想です。
今回はCDのみの通常版、映像付きの初回限定版に加え、何とB'zの全シングル曲のタイトルが刻印されたB'zバランスゲーム(まぁ、ジェ〇ガですね……)が付いてくる数量限定のSTARS版も発売されるとのこと！
とっても迷ったんですが、どうしても映像が観たくて初回限定版をチョイスしました。
(でも、公式から、おふたりやサポメンのみなさんがバランスゲームで遊ぶ様子が発信される度に、購買意欲が掻き立てられる……)
今回の映像は35周年連動企画「Present X」当選者の方々が参加したTOKYO FM HALLで撮影されたMVを収めたもの。
こちらも十分見応えがありました。

そして、今回個人的に私が期待していたのは、何といっても2枚目のシングル「君の中で踊りたい」の再録！
1989年にリリースされた「君の中で踊りたい」は、B'zが歴代リリースしてきたシングルの中でも抜群のレア度を誇る幻の名曲なのです。
2003年に8cmシングルをマキシシングル化して再リリースした時も、何故か4枚目の「BE THERE」以降が対象となり……(まぁ売上考えたらそうですよね……)
1枚目の「だからその手を離して」はデビュー曲ということもあり、2000年に再録されたり20周年でも披露され……(「今夜月の見える丘に」の2nd Beatにも収録されてるし)
3枚目の「LADY-GO-ROUND」はまさかの2008年ACTIONツアーで演奏され……(噂では稲葉さんのラスサビ前のシャウトが神がかってたとか……)

そんな中、ずっとスルーされ続けてきた「君の中で踊りたい」が、遂に！！
あのデジタルロックばりばり最先端から加速していた名曲がどんな風に生まれ変わるのか、楽しみ過ぎます……！！

ということで随分と前置きが長くなりましたが、1曲ずつ感想を残しておきたいと思います。

1.STARS
もうイントロのコーラスパートからして鳥肌が……！
とにかく明るくて多幸感に溢れた紛うことなき35周年メモリアルソングです。
……えっこんなシンプルにポジティブでハッピーなシングル、久し振りじゃないですか……？
「イチブトゼンブ」以来？　感覚的にはこのハッピー感「ミエナイチカラ」か「love me, I love you」くらいまで遡る気がします(懐)
MVもとにかく皆笑顔。おふたり含めメンバーのみなさんがとにかく楽しそうなんですよね。
松本さんもギターを愛おしそうに弾いているし、稲葉さんもすごくリラックスしている感じで歌い上げていて。
ファンの皆さんの前のパフォーマンスというのがすごく良い方向に作用しているように感じました。
(Keyのケンさんなんかぴょんぴょん跳んでるし笑)
勿論観客の皆さんも超絶幸せそうで、何なの……地球上にこんなに幸せに溢れた空間あるの……？　という感じのMVに仕上がっています笑。
楽曲構成が変則なのもオシャレな感じで、何十回でも聴きたくなる名曲。
これだけキャリアを積み重ねてきてシンプルにこんないい曲作れちゃうのがB'zのすごいところですよね。

2.Dark Rainbow
疾走感溢れるロックチューンです。何と映画主題歌タイアップ付き。
ちょっと不穏な感じを醸し出しつつ、決して暗すぎない「俺よカルマを生きろ」な雰囲気です。
これまたMVが格好良いんですよね。
雨が降るようなライティングとか、白黒を基調としたおふたりの衣装もいいです。
サビの「～ましょう」が稲葉節全開で聴いていて何だか落ち着きます。
ていうかRainbowでDarkってそういう言葉の組合せ方がまたすごいというか。
癖になる感じです。

3.ペインキラー
実はこの曲にハマりまくっています……！
ドラマチックな雰囲気で始まるところがどことなく「破れぬ夢を引きずって」を思わせるのですが、歌詞の内容がもうドロドロしてるというか何というか。
女性目線で描かれているんですが、明らかに報われていないのに力強くて聴いていて全然嫌じゃないんですよね。うーんすごい。
正直歌詞をきちんと読むまでこういう内容だと思いませんでした。
ちなみに「ペインキラー」というのは「痛み止め」のことだそうです(知りませんでした……)
こういう歌詞が乗っても暗かったりドロドロしすぎたりしないところがTAKサウンドの真骨頂なのかも知れません。
稲葉ソロでこの歌詞だとかなりの暗黒ソングになる気が……それはそれで聴いてみたかったりもしますが……笑。

4.君の中で踊りたい 2023
はい来ました。優勝です。
あのデジタルロックチューン、今のおふたりでやるとこうなるんですね……。
イントロからいきなりサビをぶち込んでくるわ、何百回聴いたかわからないリフを今のTAKのギターサウンドで聴けるわ、イントロの「ウーイェエェーイ！」もちゃんと再現してくれてるわ、稲葉さんの歌い方が円熟味増してるわ、ギターソロが原曲に負けじと暴れ回ってるわ、ラップの歌詞が日本語に変わってるわ、所々原曲にあったあの色っぽい雰囲気はきちんと残されてるわ、英語コーラスはやっぱりたまらないわ……もう毎秒衝撃の連続。
うまいなぁと思ったのが、これ、原曲とすごく聴き比べたくなるんですよ。
特にイントロとアウトロは明確に変わっているので、原曲には原曲の良さがあって、その余韻を残してくれている感じというか。
現にこれ聴いた後原曲に戻って超聴き直している自分がいるのです。
もうこれ聴けただけで35周年BANZAIという感じです……！！

そんな訳で聴きながら書いていたらいつもの如く長文になってしまいましたが、文句なしの名盤「STARS」、よろしければ是非聴いてみてください！！