【B'z】3rd DVD/VIDEO「LIVE RIPPER」感想【B'z LIVE-GYM -At Your Home-】：魂に火を点けろ！：SSブログ

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【B'z】3rd DVD/VIDEO「LIVE RIPPER」感想【B'z LIVE-GYM -At Your Home-】　[B’z] [編集]

現在COVID-19が世界的に猛威を振るっており、世界中で「STAY HOME」が合言葉となり、見えない敵との戦いにみんな疲弊してきている状況です。
そんな中、なんとこの度5月末までの期間限定で、これまでリリースされた23の映像作品全てをYouTubeで無料公開するというB'zさんからのスペシャルプレゼントが！

https://www.youtube.com/channel/UCpEEcJhBig2GqUFxcXjqiLg

「B'z LIVE-GYM -At Your Home-」、すこしでも多くの方に届いてほしいです。
ということで、私も今回の機会に改めて1本ずつ観て感想を残していきたいと思います。

本日は3本目の映像作品「LIVE RIPPER」。
初期B'z観るとなんか時代感じちゃう……と昔の映像作品観るのに抵抗のある方、B'zは超昔の曲しか知らないよーという方はこの作品から観ると良いと思います。
正に初期B'zの完成形といっても過言ではない作品です。

ということで、3作目の映像作品「LIVE RIPPER」です。
Pleasure'93 JAP THE RIPPERツアーを収録したこの映像作品は或る意味節目の作品でもあります。具体的には下記の通り。

・B'z5周年で初の野外公演。会場となった静岡県の渚園では、10年後の15周年の際にも野外ライブが行われる。
・ふたりの立ち位置が初期仕様(松本さん下手側)なのはこのライブが最後。
・サポメンに遂に増田隆宣さん(Key)登場。初期サポメンの金字塔、明石増田コンビに。
・TAKのゼブラコスにギター爆発演出。
・稲葉さん伝説のシングレット衣装。

時期としては丁度6th Album「RUN」～7th Album「The 7th Blues」の間ですね。
ということでおふたりのビジュアルは「RUN」の時にクリティカル！(稲葉さんはちょっと茶髪で長くなってますが)
この頃の松本さんが個人的に松本さん史上最も雄々しくてセクシー！と思ってるのでたまりません……勿論その後もかっこいいんですけど、段々ボスっぽさや大人の男っぽさ、落ち着きが出て来るというか……やんちゃっぽい感じはここまで！みたいな笑。

オープニングは「さよならなんかは言わせない」をBGMに当日までのステージ設営や打合せの様子が映ります。
そして途中からいきなり会場音声に切り替わり、カウントダウンが……！
ここ何回観てもむちゃくちゃドキドキするんですよね。高揚感がハンパない！
個人的にはギターの近くで柔軟っぽいのをするTAKの映像が超印象的(LIVE RIPPERと言えばコレ、みたいな)。

そして1曲目は当時未公開曲だった「JAP THE RIPPER」！！
25周年のENDLESS SUMMERツアーの時も思いましたけど、未発表曲をライブのオープニングチューンに持って来るってすごいですね。そしてちゃんと盛り上がる会場。
松本さんのゼブラコスに短パン、稲葉さんのチェックシャツが印象的！
そして1曲目と思えない程、おふたり共走って回る……ギターソロもかなり飛ばしてます。
ふたりでNA～NA～NA～NA～♪と歌うところはよくオフィシャル映像で使われてますよね。
間奏のアレンジがまた格好良い！
2曲目はいまやライブ定番曲となった「ZERO」！
またこのイントロのバッキングの所でふたりが回る映像も何回も観ました……「ZERO」といえばやっぱコレですよね～。ドリル演出もばっちり！
そしてここでも3人目のB'z、明石さんが出てくる出てくる。
ファンの方のインタビューで、「稲葉さーん♡」「まっちゃん愛してる！！」みたいなのより、何故か「まさおくーん♡」の方が多いってどういうことなのか……笑。
ちなみに「たかのぶー♡」もあり、昔からサポメン人気あるなぁ……としみじみと思いました。

それにしてもふたりのステージングや立ち居振る舞い、オーラがもうどっしりとしていて、非常に安心して観れます笑。そういう意味ではライブ映像主体作品だし、ここからDVD化したという運営側の判断は正しかったのかも(個人的には昨日「JUST ANOTHER LIFE」にやられまくったのでDVD化してほしいですけど笑)。

その後も「NATIVE DANCE」「TIME」、そして「ハートも濡れるナンバー」のアレンジ「STAY TONIGHT」(後の「SLAVE TO THE NIGHT」)「月光」と惜しげもなく繰り出される名曲の数々……。
「NATIVE DANCE」「月光」はこの映像が私初聴だったので、その後「RUN」を入手して当時すごーく感激した思い出があります。
「TIME」では92年のLIVE-GYM TIMEツアーの映像も観られます。
「STAY TONIGHT」前は松本さんと増田さんの息の合ったセッション。うーんやっぱり増田さん大好き……松本さんのソロ作品でも一緒だったからか本当観ていて安心感がすごすぎます。
そして松本FAN歓喜のソロパートがまた目白押し。
「Wanna Go Home」なんてもはやイメージビデオ……革ジャン着て歩く姿が最高です。
そして続く「快楽の部屋」で伝説のギター爆破演出。
初期のTAKの代名詞でもあったブルーギターから火花＆最終的にアンプにぶん投げて爆発。
これ観ると師匠？のてっちゃん(TM NETWORK小室哲哉さん)を思い出しますね～。

そしてファンの方のインタビューを挟み(前述の「まさおくーん♡」を経て……まぁ次の映像作品から明石さんが進化しちゃうから……笑)、名曲「裸足の女神」へ。
この時の稲葉さんのシングレットは本当にインパクト大ですよね。太陽マークついてるし。
「裸足の女神」と言えばこの映像！みたいな。
自由の女神のステージセットも印象的。
その後の「BLOWIN'」では複数の映像が編集されている為、稲葉さんが瞬間移動していて一瞬混乱します笑。それにしても棒を使って降りて来る稲葉さんすごい(かなりの高さ)。
そしてラストは「RUN」で大団円！アウトロのブラバンとTAKのギターのバトルがまたいいです。
エンディングはTAKソロの名曲「ONE FOR THE ROAD」(現在は改題されて「The Moment」)、しっとりとしたギターの旋律をバックに流れるスタッフロール、激しいライブが終わった後のような余韻を感じながら観終えることができます。

SET LIST
01.Introduction～さよならなんかは言わせない
02.JAP THE RIPPER
03.ZERO
04.NATIVE DANCE
05.TIME
06.STAY TONIGHT
07.月光
08.Wanna Go Home
09.GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
10.『快楽の部屋』
11.裸足の女神
12.BLOWIN'
13.RUN
14.ONE FOR THE ROAD

以上、3作目の映像作品「LIVE RIPPER」の感想・レビューでした。
繰り返しになりますが、DVDで復刻されるだけあって初期B'zの完成形といっても差し支えのない作品だと思います。
時間も1時間ちょっととそこまで長すぎないので、よろしければ是非ご覧ください。