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【映画・感想】「坂道のアポロン」感想【☆×5】 [映画・観劇]

先日王様のブランチで特集をやっていて、少し気になっていた「坂道のアポロン」を観てきました。
原作は小玉ユキさん作、小学館「月刊flowers」で2012年まで連載され、2009年の「このマンガがすごい! オンナ編」で見事一位を獲得した作品です。
原作未読、アニメも未試聴で、ほとんど前情報なしだったのですが、王様のブランチの特集で取り上げられていた「ジャズ」というキーワードに惹かれ、観に行ってみたところ……とても良かった!
映画館中に響き渡るジャズ、そして爽やかな青春ストーリーに大満足でした。
ジャニーズ主演、漫画の実写化、と聞くと少し構えてしまいますが、それで観ないのは勿体ないくらい良い作品です。
出演者の皆さんも魅力いっぱいで、特に中川大志さんは10代とは思えない存在感!
小松菜奈さんもとても可憐でした。
また、主演の知念侑李さんも中川大志さんも音楽経験がなかったということですが、よくぞこのレベルの完成度まで持って行ったと思うくらい、演奏シーンは全く違和感なかったです。
舞台挨拶の際、原作者の方からのお手紙で出演者の方々が涙ぐんだということですが、相当努力されたんだなと思い、感動しました。

ジャズ・青春・友情のどれかに少しでもビットが立ったら、是非どうぞ!
公式ホームページはこちらです↓
www.apollon-movie.com/


それでは、レビュー以下はネタバレ注意です。


【ストーリー】
「やっと見付けたんだ、本当に大切なものを」

医師として病院に勤める西見薫。
忙しい毎日を送る薫のデスクには笑顔で写る3人の高校生の写真が飾られていた。

10年前、父を亡くし親戚に預けられた薫は、家の中で居場所を見付けられないでいた。
唯一、ピアノを弾いている時だけが孤独を忘れられる時間だった。
そんな薫が転校先の高校で出会ったのは、誰もが恐れる不良・千太郎と、その幼馴染の律子。
律子に導かれ訪れた地下室で、荒々しく、けれども自由で楽しそうにドラムを叩く千太郎とジャズに、薫は心を奪われる――。






【レビュー】
☆×5
※☆×5:最高! ☆×4:オススメ ☆×3:普通 ☆×2:微妙 ☆×1:無理かも

この作品の見所は沢山ありますが、まずは何と言っても音楽!
薫がジャズに出逢う切っ掛けとなった「モーニン」や、キーとなる曲「My Favorite Things」のジャズバージョンなど、名曲は数知れず。
私はジャズには詳しくないのですが、それでも聴いていて踊り出したくなってしまうような素敵な空間でした。
前述した通り知念さんはピアノ経験がないにも関わらず、演奏指導の先生の指の動きを見て覚える、というジャニーズならではの覚え方でマスターしたそうです。
中川大志さんのジャズドラムも素晴らしく、ふたりで楽しそうにセッションをするシーンは思わず目が惹きつけられてしまいました。
ディーン・フジオカさんのトランペットもよかった。

そして何と言っても青春・友情・恋。
薫と千太郎が授業中に鉛筆と指でセッションをしながら仲を深めていく様や、律子と3人で海ではしゃぐシーン、薫と律子が糸電話で会話するシーン等々、名シーンが多く120分の長尺でありながらとても楽しく観ることができました。
中でも仲違いをした後に停電した体育館の中で行う薫と千太郎の即席セッションは胸が熱くなること間違いなしです!

薫達と同世代の高校生も、そしてかつて高校生だった大人も、この作品を観るときっと「青春」を感じることができるはず。
まだまだ絶賛放映中ですので、興味がある方は是非劇場に足を運んでみて下さい。


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