【ルパン三世TVシリーズPart4】第13話　ルパン三世の最期【☆×4】：魂に火を点けろ！：SSブログ

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【ルパン三世TVシリーズPart4】第13話　ルパン三世の最期【☆×4】　[ルパン三世] [編集]

現在深夜放送中のルパン三世TVシリーズPart4。
前回銭形のとっつぁんに捕まったルパンが、遂に・・・！
レビュー以下はネタバレ注意です。

【ストーリー】
「俺が恐れていたのはルパン三世の最期ではない。刑事銭形の最期だ」

逮捕され監獄の中に閉じ込められたルパン。
あらゆる手を使い脱獄を試みるが、銭形にことごとく動きを読まれて阻止されてしまう。
銭形は念には念をということで、更に完璧な牢獄へルパンを移送する。
ついに観念したルパンは、銭形が差し出した食事にも手をつけず、やがて体は衰弱していく。
そして、ついにルパン三世の最期の日がやってきた。

【レビュー】
☆×4
※☆×5：最高！　☆×4：オススメ　☆×3：普通　☆×2：微妙　☆×1：無理かも

Part1の第4話「脱獄のチャンスは一度」を思わせる脱獄回。
この話を知っているファンはニヤリとしてしまうことでしょう。
私もこの回を観る前に、たまたま件の第4話を観ていたのでより楽しめました。
（神父が来た時には、一瞬次元の変装かと思ってしまいますよね笑）
時代が違っても、ルパンの脱獄は見どころ満載。

今回の場合は、プロローグのような2回の軽い脱獄が最終的な脱獄に繋がるという仕掛けになっています。
牢獄の中に描かれた絵は、いくらルパンといえども驚くべき画才なんですが、Part4の2クール目は「愛」ではなく「芸術」がキーとなるようなので、それともかかっているのかも。
Part1の時の執念とも言うべき脱獄、今回の命を懸けた脱獄、どちらも甲乙付け難いです。

また、今回のもう一つの見どころは銭形のとっつぁんとルパンの関係性です。
牢に閉じ込められたルパンのために手料理を振る舞うとっつぁん。
想定外においしそうで良いです。
ルパンの為だけに野宿用の貧弱な装備でよくぞここまで。
そして、ルパンが死を選ぶという決意を聞くと、銭形の中で葛藤が生まれます。
しかし、自分の手で捕まえたルパンを自分の手で助け出すわけにもいかず（当然ですが）、その内ルパンを助けにくるよう、次元・五エ門・不二子の名を叫び出します。
Part1も収監期間は長いですが、この話でも半年間経過しているんですよね。
ルパン一味は「遅い」と思いながらも、よく待ち通したものです。

最終的にはルパンが勝って脱獄を成功させるわけですが、ルパンとルパン一味、そしてルパンと銭形の絆の強さを観ることができた回でした。

「たとえこの世界が滅んでも、ルパン三世の時代は終わらねぇ」

さすがルパン三世、格好よすぎます。

ちなみに、今回からアイキャッチが変更に。
何とルパン三世が変装するのは・・・パスカルに魔毛狂介！
今回の話といい、Part1好きの方には嬉しい演出ですね。