【ルパン三世TVスペシャル】ルパン三世VS名探偵コナン【☆×5】 [ルパン三世]
この週末はルパン三世VS名探偵コナンをまとめて鑑賞。
想像以上におもしろかったです!
本日はTVスペシャルの感想を書きたいと思います。
レビュー以下はネタバレ注意です。
【ストーリー】
「ま、役者も揃ったし、行動開始といきますか」
ヴェスパニア王国のサクラ女王とジル王子が猟銃事故で死亡した。
そのニュースは世界的に報道され、ルパン三世と江戸川コナンの耳にも入る。
サクラ女王の娘であるミラ王女が王位を継承することとなったが、国内では反対デモが相次ぎ、ミラ自身も母と兄の突然の死を受け入れられず、女王への即位を拒絶していたが、母が企画していた東京のサクラサクホテルでのレセプションに仕方なく出席することにした。
ミラの護衛を担当するはずだった次元と合流したルパンは、ヴェスパニア王国に伝わる秘宝「クイーンクラウン」を狙い、王宮の宝物庫に潜入するかと思われたが、狙いは別にあった。
その頃、日本では母の代わりに来日したミラが会場で毒殺されかけたが、会場に居合わせた江戸川コナンの活躍によって救われ、犯人も逮捕される。
しかし、自分の命が狙われたことにショックを受けたミラは、警備の目を盗みホテルから逃げ出してしまう。
そんな中、自分と瓜二つの少女、毛利蘭と出会い、ふたりは入れ替わることに。
ミラは峰不二子の助けを受け、暗殺者やコナンの追跡から逃れたが、結果自分にしかできないことを見つけるべきだという不二子の言葉に帰国を決意する。
一方、事情を説明しようとホテルへ戻った蘭は、ミラの身代わりとしてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまい、蘭を追うコナンは飛行機に飛び乗り、そして小五郎も、ルパンを追うICPOの銭形警部の助手として王国へ向かう。
果たしてサクラ女王とジル王子の猟銃事故の真相は、またルパンとコナンはどこで出会うのか。
【レビュー】
☆×5
※☆×5:最高! ☆×4:オススメ ☆×3:普通 ☆×2:微妙 ☆×1:無理かも
ルパンVSコナン、と銘打っていますが、どちらかというとルパン&コナンの共闘のお話です。
が、想像以上に面白い!
コラボものと侮るなかれ、ここ数年のルパンTVSPのクオリティが非常に低く、がっかりしていたルパンファンは必見です。
第2弾のTHE MOVIEと異なり、TVSPはどちらかというとルパンの舞台設定上にコナンが入り込んできたといったようなイメージです。
よって、ルパンファンは劇場版よりTVSPの方がすんなりと入りやすいかも知れません(私はそうでした)。
キャラデザ・BGMはいずれも混在している状況で、アイキャッチもどちらも楽しめます。
ルパン側の造形は当時のルパンTVSPのものを踏襲しています。
オープニングシーンから、サクラ女王はルパン側、ジル王子はコナン側で観ていて面白いです笑
クロスオーバー作品ということで、それぞれの作品の持ち味がそれぞれに影響を与えるところも見どころのひとつです。
不二子ちゃんも思い切り胸が出ており、それどころか蘭にまでお色気シーンが登場します。
飛行機につかまるコナンの人外設定は元々ですが、ルパン達も同じような設定だから問題ないですね。
アクションシーンが少ないのは仕方ないですが、不二子とコナンの追いかけっこは疾走感があって良いです。
大人の女性のカッコ良さを素晴らしく体現する不二子ちゃん、しびれます。
コナンパートで話が進んでいる中、ルパンのキャラが出てくると無茶苦茶テンション上がりますね。
キャラクターの話でいえば、ルパン側のMVPは間違いなく次元です。
ヴェスパニア王国の兵士に戦術を仕込み、兵士たちどころか伯爵にまで次元先生として慕われる始末。
さすがルパン一味のお母さんです笑(ルパコナでは「パパ」扱いですが)
そんな次元の素晴らしい指導のお蔭で窮地に陥るルパンと次元、ギャグのテンポも良いですね。
五エ門はあいかわらず出番少ないですが、笑顔で出てくるレア度。
そしてコナン側のMVPはやはり小五郎でしょうか。
最近全然コナンを観ていなかったのですが、声が神谷明さん時代なので、非常に懐かしいです。
特にラストの謎解きシーンはもう神谷さんの独壇場。
小五郎のルパン喋りは秀逸すぎて必見です。これだけでも観る価値のある作品かも。
また、最終的には過去の女王とルパンのストーリーはカリオストロのオマージュであることを感じさせます。
女王の容姿を考えると、ルパン達はかなり上に年齢設定されているのでしょうか。
緑ジャケルパンに対し、「籠の中の鳥」、そして「自分を盗んで」という女王。
かつBGMはワルサーP38のエレンのテーマが多く使用されているので、鳥肌が立ちます。
本当に観ている間中ワクワク感が止まらないTVSPなんて久しぶりすぎて大満足でした。
ルパンファンもコナンファンもどちらも楽しめる良質のエンタテインメントだと思います。
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想像以上におもしろかったです!
本日はTVスペシャルの感想を書きたいと思います。
レビュー以下はネタバレ注意です。
【ストーリー】
「ま、役者も揃ったし、行動開始といきますか」
ヴェスパニア王国のサクラ女王とジル王子が猟銃事故で死亡した。
そのニュースは世界的に報道され、ルパン三世と江戸川コナンの耳にも入る。
サクラ女王の娘であるミラ王女が王位を継承することとなったが、国内では反対デモが相次ぎ、ミラ自身も母と兄の突然の死を受け入れられず、女王への即位を拒絶していたが、母が企画していた東京のサクラサクホテルでのレセプションに仕方なく出席することにした。
ミラの護衛を担当するはずだった次元と合流したルパンは、ヴェスパニア王国に伝わる秘宝「クイーンクラウン」を狙い、王宮の宝物庫に潜入するかと思われたが、狙いは別にあった。
その頃、日本では母の代わりに来日したミラが会場で毒殺されかけたが、会場に居合わせた江戸川コナンの活躍によって救われ、犯人も逮捕される。
しかし、自分の命が狙われたことにショックを受けたミラは、警備の目を盗みホテルから逃げ出してしまう。
そんな中、自分と瓜二つの少女、毛利蘭と出会い、ふたりは入れ替わることに。
ミラは峰不二子の助けを受け、暗殺者やコナンの追跡から逃れたが、結果自分にしかできないことを見つけるべきだという不二子の言葉に帰国を決意する。
一方、事情を説明しようとホテルへ戻った蘭は、ミラの身代わりとしてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまい、蘭を追うコナンは飛行機に飛び乗り、そして小五郎も、ルパンを追うICPOの銭形警部の助手として王国へ向かう。
果たしてサクラ女王とジル王子の猟銃事故の真相は、またルパンとコナンはどこで出会うのか。
【レビュー】
☆×5
※☆×5:最高! ☆×4:オススメ ☆×3:普通 ☆×2:微妙 ☆×1:無理かも
ルパンVSコナン、と銘打っていますが、どちらかというとルパン&コナンの共闘のお話です。
が、想像以上に面白い!
コラボものと侮るなかれ、ここ数年のルパンTVSPのクオリティが非常に低く、がっかりしていたルパンファンは必見です。
第2弾のTHE MOVIEと異なり、TVSPはどちらかというとルパンの舞台設定上にコナンが入り込んできたといったようなイメージです。
よって、ルパンファンは劇場版よりTVSPの方がすんなりと入りやすいかも知れません(私はそうでした)。
キャラデザ・BGMはいずれも混在している状況で、アイキャッチもどちらも楽しめます。
ルパン側の造形は当時のルパンTVSPのものを踏襲しています。
オープニングシーンから、サクラ女王はルパン側、ジル王子はコナン側で観ていて面白いです笑
クロスオーバー作品ということで、それぞれの作品の持ち味がそれぞれに影響を与えるところも見どころのひとつです。
不二子ちゃんも思い切り胸が出ており、それどころか蘭にまでお色気シーンが登場します。
飛行機につかまるコナンの人外設定は元々ですが、ルパン達も同じような設定だから問題ないですね。
アクションシーンが少ないのは仕方ないですが、不二子とコナンの追いかけっこは疾走感があって良いです。
大人の女性のカッコ良さを素晴らしく体現する不二子ちゃん、しびれます。
コナンパートで話が進んでいる中、ルパンのキャラが出てくると無茶苦茶テンション上がりますね。
キャラクターの話でいえば、ルパン側のMVPは間違いなく次元です。
ヴェスパニア王国の兵士に戦術を仕込み、兵士たちどころか伯爵にまで次元先生として慕われる始末。
さすがルパン一味のお母さんです笑(ルパコナでは「パパ」扱いですが)
そんな次元の素晴らしい指導のお蔭で窮地に陥るルパンと次元、ギャグのテンポも良いですね。
五エ門はあいかわらず出番少ないですが、笑顔で出てくるレア度。
そしてコナン側のMVPはやはり小五郎でしょうか。
最近全然コナンを観ていなかったのですが、声が神谷明さん時代なので、非常に懐かしいです。
特にラストの謎解きシーンはもう神谷さんの独壇場。
小五郎のルパン喋りは秀逸すぎて必見です。これだけでも観る価値のある作品かも。
また、最終的には過去の女王とルパンのストーリーはカリオストロのオマージュであることを感じさせます。
女王の容姿を考えると、ルパン達はかなり上に年齢設定されているのでしょうか。
緑ジャケルパンに対し、「籠の中の鳥」、そして「自分を盗んで」という女王。
かつBGMはワルサーP38のエレンのテーマが多く使用されているので、鳥肌が立ちます。
本当に観ている間中ワクワク感が止まらないTVSPなんて久しぶりすぎて大満足でした。
ルパンファンもコナンファンもどちらも楽しめる良質のエンタテインメントだと思います。
ルパン三世 VS 名探偵コナン【Blu-ray】 [ 栗田貫一 ] |
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2016-02-06 23:34
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