SSブログ

【映画・感想】「DESTINY 鎌倉ものがたり」感想【☆×4】 [映画・観劇]

先週から公開となった「DESTINY 鎌倉ものがたり」、早速観てきたので感想を残しておきたいと思います。

「DESTINY 鎌倉ものがたり」は「STAND BY MEドラえもん」や「ALWAYS 三丁目の夕日」等の作品で有名な山崎貴監督、原作の「鎌倉ものがたり」は「三丁目の夕日」の原作者としても知られる西岸良平さんの作品です。
出演する俳優さんも堺雅人さん、高畑充希さん等今を時めく方ばかりで見所満載でした。
お客さんも沢山入っているみたいですね。
鎌倉という現代日本を舞台にしておきながら、魔物や幽霊、神様も混在させたSF作品となっており、美麗なCG映像もとてもよかったです!

それでは、レビュー以下はネタバレ注意です。


【ストーリー】
「もしも生まれ変わりというものがあるならば、次もまた、先生の奥さんになりたいと願っています」

鎌倉に暮らすミステリー作家一色正和のもとに嫁いだ年若い妻亜紀子はその生活に驚くばかり。道を歩けば、魔物や幽霊、妖怪や仏様、死神までも現れるのだ。どうやらここ鎌倉は、人と人ならざるものたちが仲良く暮らす街らしい。
本業の小説執筆に加え、鎌倉署の捜査にも協力する夫正和は、その上鉄道模型収集やら熱帯魚飼育やら多趣味でもあり忙しい。そんな一色家には、実年齢130歳? の家政婦キン、腐れ縁の編集担当本田や貧乏神など個性豊かな面々が次々に現れ騒がしい日々。亜紀子の理想とはちょっと違うけれど、楽しい新婚生活が始まった。
そんな中、夜市で店主に勧められるがままに松茸を購入した亜希子だったが――。




【レビュー】
☆×4
※☆×5:最高! ☆×4:オススメ ☆×3:普通 ☆×2:微妙 ☆×1:無理かも

笑いあり涙ありファンタジーあり、そして豪華な俳優さんをこれでもかと投入したゴージャスな作品です。
伏線も色々張りながら最後綺麗に回収して終わり、またコメディも多く、家族で安心して観られる作品だと思います。
特に前半の日常パートが観ていてほっこりしていいですね。
後半、舞台が黄泉の国に移ってからはとにかく世界観が良かったです。
あまりにも主人公のチート能力が高すぎたり(あれで黄泉の国から戻れるなら、父親も戻れたのでは……)、貧乏神の伏線がわかりやすすぎたり明らかにディズニーランドにあんなカエルはいない(普通の遊園地ではだめだったのか)等というツッコミどころはありつつも、それを補って有り余る良作でした。
基本出てくる人が皆いい人というのが後味良かった要因でしょうか(天頭鬼は悪でしたが)。

とにかく俳優さんの演技力が高くて、観ていてスムーズに作品世界に入ることができました。
主演の堺雅人さんは勿論、ヒロインの高畑充希さんは本当にかわいらしい奥さんでよかったです。
黄泉の国に笑顔で向かおうとしながら涙してしまうところは、こちらも涙腺が緩んでしまいました。
堤真一さん演じるカエルに転生した編集者とムロツヨシさんのやり取りもせつなかったです。
配役もこだわっていてよかったですね。
幽霊となった吉行和子さんの旦那さんが橋爪功さんだったのは、東京家族を観ていたのですごく嬉しかったです。
個人的には死神安藤サクラさんのキャラクターと、実は狐の血をひいていた要潤さんが最高でした。

宇多田ヒカルのテーマソング「あなた」も流石映画をイメージして作られただけあってはまっていました。
イントロなしで宇多田さんのあたたかい歌声が始まるのはとても良かったです。

以上、総じて万人にオススメできる作品だと思います。
是非劇場で観てみてください!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

DESTINY 鎌倉ものがたり [ 堺雅人 ]
価格:3517円(税込、送料無料) (2020/5/5時点)




関連記事
【映画・感想】探偵はBARにいる3【☆×4】
【映画・感想】3月のライオン前編【☆×4】
【映画・感想】3月のライオン後編【☆×3】
【映画ドラえもん・感想】のび太の南極カチコチ大冒険【☆×5】
【ルパン三世劇場版】血煙の石川五エ門【☆×3】
タグ:映画感想
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。