【ルパン三世劇場版】LUPIN THE ⅢRD「峰不二子の嘘」感想【☆×5】：魂に火を点けろ！：SSブログ

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【ルパン三世劇場版】LUPIN THE ⅢRD「峰不二子の嘘」感想【☆×5】　[ルパン三世] [編集]

今年はルパン三世アニメ化50周年記念YEAR！
すごく今更なんですが、公開当時観に行けなかったLUPIN THE ⅢRDシリーズ「峰不二子の嘘」を観たので、感想を残しておきたいと思います。

LUPIN THE ⅢRDシリーズといえば、原作のハードボイルドさを踏襲し、TVシリーズに見られるようなルパンの義賊的側面やコミカルさを一切排除した「大人のルパン」を描いた作品です。
「次元大介の墓標」「血煙の石川五エ門」と続き、3作目はTVシリーズでも取り上げられた不二子ちゃん！ (まだTVシリーズ「峰不二子という女」観れていないので観なきゃ……！)
そんな感じで今更なんですけど観てみたら……あっコレすごくいい。特に前2作品観てたらおぉってなる感すごい笑。。。
レビュー以下はネタバレ注意です。

【ストーリー】
「その素敵な力で私のことをモノにしたいと思わないの？」

不二子は逃げていた。
父親が横領した5億ドルのカギを握る少年ジーンとともに。
二人はジーンの父・ランディを襲った殺し屋ビンカムに命を狙われていた。
呪いの力によって人の心を操るビンカムから一度は逃げ延びるが、拘束されてしまう不二子とジーン。
ビンカムの鋭利な爪が今、不二子に襲い掛かるーー！

【レビュー】
☆×5
※☆×5：最高！　☆×4：オススメ　☆×3：普通　☆×2：微妙　☆×1：無理かも

他シリーズ作品と同様、前後編1時間で終わるサイズ感です。
今回はルパン一味はルパン・次元のみ、五エ門と銭形のとっつぁんはお留守番ですが、まぁ話の流れからして仕方ないですね。

今回の見所は不二子ちゃんが……強くて、美しいこと！(まぁいつものことです)
このシリーズは毎回PG12指定されていますが、このお色気ならそうよね……という安定の演出。殺し屋ビンカムやモーテルの主人への誘惑などさすがです。
あと敵側の女性の武器がムチとか……笑。
グロ描写は前作「血煙の石川五エ門」よりは全然マイルド(まぁ容赦なく流血はしますが)なので、私は観やすかったです。
男にはドライですが意外と子どもには少し優しい不二子ちゃん、自分の欲しいものはきちんと手に入れつつ、ジーンにはきちんと最愛のお父さんとの出逢いをプレゼントするところが粋でした。
結構このシリーズ容赦なく人死ぬので、すっかりランディ死んだと思ってました……すごくよかった。

そして前作・前々作ファンにはたまらない過去の敵役出演！
「血煙の石川五エ門」のホークが斧で薪割ってるところもおぉっとなりましたが、まさか最後「次元大介の墓標」のヤエル奥崎が出てくるなんて……！！(しかも殺し屋として復活している)
黒幕(マモー？)の正体は明かされず、まだシリーズは続きそうで、嬉しいですね。
次回作はまたいつになるのか、楽しみに待ちたいと思います。